大草原の小さな音楽会

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リリース:2010年5月16日
南阿蘇村の野外施設、アスペクタを利用して毎月開催されていた“大草原の小さな音楽会”。爽やかな春や秋だけでなく真夏の暑い日や雨の日、雪の日でも、それが阿蘇の自然だからと受け入れながら開催されてきた小さな音楽会の集大成。
長い年月をかけて育ってきた深い森が遥か千年先までも残るようにと願いが込められた『千年の森』は森や木々に対する深い尊敬を感じることができるVientoならではの作品。
『華吹雪』。桜の花びらが美しく、潔く、そして吹雪のように一斉に散ってゆくさまが表現されている。この曲では吉川万里のケーナがまるで尺八のような日本的情緒のある音色を響かせる。
2008年のアルバム「風の向くまま」では福島由紀のコーラスで飾られた『あなたを忘れない』を、コーラスなしで再収録。コーラスがない分、吉川万里のケーナがより高らかに歌い上げる。
『チャイニーズレッドの絆』は竹口美紀が長崎のランタンフェスティバルで見た赤い色からインスピレーションを得た曲。長崎は南蛮だけでなく中国からの文化の影響が今でも残る街。
『渇いた大地』はサンポーニャが前半のメロディーを奏でる珍しい曲。前半のサンポーニャが枯れた土を。後半のケーナが雨雲の訪れと雨の恵みを表しているように感じる。
『仰げば尊し』。ある年代以上ならば卒業式で必ず歌ったことのある文部省唱歌。今、卒業式ではこの歌を歌わなくなったと聞いた吉川万里が、“こんな良い歌、絶対になくしたらいかん”というメッセージを込めて演奏する。Vientoの曲の中では最もシンプルなアレンジで、オカリナの響きに魅了されてしまう曲。視聴はあえてフルコーラスにしたのでその想いを聴きとってほしい。
この「大草原の小さな音楽会」はVientoが様々な地で様々な人と出会い、影響を受けながら形になったアルバムである。

1 千年の森
2 梅の花の咲く頃
3 華吹雪
4 芭蕉布
5 篝火
6 あなたを忘れない
7 チャイニーズレッドの絆
8 乾いた大地
9 蛍と紅い月の夜
10 ペーロン
11 仰げば尊し
12 よき日に